【iPhone Xs/Xs Max/XR】「Safari」の使い方

iPhone Xs

iPhoneでWebサイトを閲覧するには、「Safari」というWebブラウザアプリを利用する。

基本的な使い方は、パソコンのWebブラウザと同様だが、スマートフォンの画面の小ささを補う工夫が随時に施されている。

「Safari」の基本操作

iPhone Xs

Webブラウザの「Safari」は通常、ホーム画面最下段のドックにある「Safari」をタップして起動する。

フリックによるスクロールやピンチ操作によるズームなど独自の操作もあるが、はじめての人でも直感的に使いこなせるように作り込まれている。

1.URL入力・検索窓

画面上部にある「検索;/Webサイト名入力」フィールドは、URLの入力とキーワードによるページ検索の両方に対応する。

2.ページ進む/戻る

「〈」で前のページに戻り、「〉」で次のページに進める。画面の集の端からスワイプ操作でも、同じく戻る・進むが可能。

タップしたままにすると、履歴が表示される。

3.オプション

ブックマークへの追加、ホーム画面への登録、リーディングリストの登録、SNSでのURLのシェア、対応したプリンタでの印刷などのオプション機能がまとめられている。

4.ブックマーク

登録済みのブックマークの一覧が表示される。

その他に、後で読むためのリーディングリストも表示できる。

5.タブの切り替え

複数のWebページを切り替えて表示できる。

画面下の「+」で新規ページが追加。

左下の「プライベート」をタップすると履歴などを残さずブラウジング可能。

拡大/縮小

画面をダブルタップすると、テキストや画像などが、ダブルタップしたブロックの幅に合わせて拡大される。

もう一度ダブルタップすれば元のサイズに戻る。

ピンチ操作では自由なサイズに拡大/縮小できる。

ブックマークの追加と編集

iPhone Xs

頻繁にアクセスするWebページはブックマークに登場しておくと、いつでもすばやく呼び出せて便利。

ブックマークはユーザーが自由に追加したり削除したりできる。関連あるブックマークをフォルダーで分類しておくことも可能。

ブックマークを追加する方法は2つある

ブックマークボタン登録する

画面下のブックマークボタンを長押しすると表示されるメニューから「追加」をタップする。

オプションボタンから登録する

画面下のオプションボタンをタップすると表示されるメニューから「ブックマークを追加」をタップする。

ブックマークを編集する

1.ブックマークを利用する

ブックマークを利用するには、画面下のブックマークアイコンをタップし、リストから選択する。

順序を入れ替えたい場合は、右下の「編集」をタップする。

2.順序を入れ替える

ブックマークも右端にある長方形のア小さいアイコンを長押ししたままドラッグすると順序を変更できる。

フォルダー内への移動は「〉」をタップして場所を選び直そう。

フォルダーで分類する

1.新規フォルダーを登録する

ブックマークの編集画面で左下の「新規フォルダ」をタップすると新しいフォルダーが作成されるので、フォルダー名を入力して、「完了」をタップする。

2.フォルダーが作成された

フォルダーの一覧が表示され、作成したフォルダーが確認できる。

ブックマークの数が確認できる。

ブックマークの数が増えてきたらフォルダーに分けて整理しよう。

ブックマークを削除する

1.「−」をタップする

ブックマークを削除するには、ブックマークの編集画面で左端の「−」をタップする。

2.「削除」をタップする

表示された「削除」をタップすれば削除できる。

Webページをホーム画面に登録する
ホーム画面にショートカットを作っておくと、ワンタッチで目的のWebページにアクセスできて便利。

追加したショートカットはアプリと同じ要領で並べ替えや削除が可能。

リーダー機能とリーディング機能

iPhone Xs

「Safari」にはWebページをシンプルで読みやすい形式で表示する「リーダー」と、気になったWebWebページを後で読むための「リーディングリスト」という機能がある。

うまく使い分けてWebブラウジングしよう。

リーダー機能を使う

「検索/Webサイト名入力」フィールドの左側にリーダーアイコンが表示されるWebページでは、このボタンをタップすることで広告や余計な画像などが表示されないシンプルな「リーダー」画面になり、集中して記事を読むことができる。

ブログなどテキストを読むことに集中したい場合に向いている。

1.リーダーボタンアイコンをタップする

リーダー表示可能なWebページは、「検索/Webサイト名入力」フィールドの先頭にリーダーボタンアイコンが表示されるので、タップする。

2.リーダー表示に切り替わる

余計な画像や装飾が消えて文字主体の表示になる。

右上のAをタップすると、フォントサイズや書体、背景色などが変更できる。

リーディングリスト機能を使う

リーディングリストはオプションアイコンを「リーディングリストに追加」メガネアイコンをタップして登録する。

読み終わったWebページは「未読」リストから消えるため、読んだかどうかが一目でわかる。

1.オプションアイコンから登録する

リーディングリストへの登録は、画面下のオプションアイコンをタップして「リーディングリスト」を行う。

2.登録したページを読む

登録したページを読むには、ブックマークを開いて「リーディングリスト」メガネアイコンをタップし、リストから選択する。

左下の「未読のみむ表示」をタップすると、未読のみが表示される。

3.未読のリストを確認

未読のリーディングリストだけが表示された画面。

左下の「すべて表示」をタップすると、登録してあるリーディングリストすべての表示に戻る。

別のiOS端末やMacで開いているWebページをiPhoneで表示する
SafariとiCloudの連携機能を使うと、表示しているタブを共有することあ可能。

まず、iCloudの設定で「Safari」の同期をオンにしておく。すると、表示しているWebページの情報がiCloudを経由して、同じApple IDで使っているMacやiOS端末に届く。

自宅でMacやiPadで読んでいたページの続きを移動中にiPhoneで読めるのでとても便利。

単語の意味を調べる

ページ内に知らない言葉があったら、「調べる」機能で調べてみよう。

iPhoneには国語辞典や和英/英和辞典などが搭載されており、Webページ閲覧中にテキストを選択するだけで、すばやく意味を調べることができる。

1.調べたい単語を指定する

意味を調べたい単語を選択し、表示されるメニューから「調べる」をタップする。

2.結果が表示される

辞書で検索された言葉の意味やウィキペディアなどの検索結果が表示される。

「Safari」の設定を変更する

iPhone Xs

「Safari」には、Webページで快適に情報収集するための多彩な機能が詰まっている。

より自分のスタイルに合わせたい使い勝手を実現するために、設定を変更してみよう。

「設定」アプリの「Safari」にある各項目から行える。

1.検索エンジン

検索を行う際に使用する検索エンジンを指定する。

標準のエンジンはGoogleだが、それ以外にもYahoo!やBing、DucDucGoを選べる。

2.パスワードの自動入力

Webページで使用する自分の住所や連絡先を自動入力するための設定。

「連絡先の情報を使用」をオンにすると「連絡先」アプリに登録してある情報を入力してくれる。

クレジットカード情報の自動入力も可能。

3.リンクを開く

リンクをタップしたときの動作を指定する。

「新規タブで開く」は画面表示が新規タブに切り替わる。

「バックグラウンド」だと画面表示が切り替わらないためタブの切り替えが必要になるが、現在のページを読み終えてからリンク先のタブに切り替えるのに便利。

プライベートブラウズ

「設定」アプリの項目ではないが、タブ表示画面の左下にある「プライベート」をタップすると、それ以降、ブラウズするWebページの履歴が残らなくなる。

プライベートブラウズ中はステータスバーが黒くなるので区別が付きやすい。