【iPhone XS/XS Max XR】iOS 12はここが新しくなった

2007年の登場以来、iPhoneとともに歩み続けて来たiOS(当初は「iPhone OS」)。

誰もがスマートフォンを持つようになった、その進化を止めることはない。

最新のiOS 12はどう変わったのだろうか。

「スクリーンタイム」でスマートフォンの使い方を見直そう

「スクリーンタイム」は、どれだけの時間iPhoneを使っているか確認できる新機能。

アプリごとの仕様時間が見られるので、特にどのアプリの仕様時間が長いか把握できる。

指定したアプリ以外を使わない休止時間を設定して、使いすぎの防止に役立てることもできる。

スクリーンタイムのデータは家族間の共有も可能。

パフォーマンスが向上しより速く、スムーズに

iOS12では、これまで以上に高いパフォーマンスを発揮できるよう設計されている。

従来のものと比べ、アプリケーションの起動が最大40%速く、キーボードの表示が最大50%速くなった。

また、ロック画面のスワイプによるカメラの起動は最大70%速くなり、どんな瞬間も逃がすことなく撮影できる。

「写真」アプリでイベントの写真やお気に入りの写真を友達と共有

iOS 12の「写真」アプリは、旅行やイベントなど、有意義な行動をしたことをアプリが理解し、写真に写った人と写真を共有するように提案する。

また、友達からイベントの写真を受け取った場合は、ライブラリから同じイベントの写真を探し、友達に共有するよう提案する。

おやすみモードが時間や場所によって自動的にオフに

就寝時などに活用できる「おやすみモード」。

便利な機能だが、オフにするのを忘れて通知を見逃してしまったことはないだろうか。

iOS12では位置情報やカレンダーと連携し、終了のタイミングを「この場所から出発するまで」や「このイベントが終了するまで」から選択でき、自動的におやすみモードをオフにできる。

セキュリティやプライバシーへの配慮が強化され、より安全に

新しくなてた「Safari」では、使用者の許可なくデバイス固有の情報を収集するのを防ぐ。

これにより広告主がWebでの追跡にもとづく広告を再表示できなくなる。

また、「Safari」とiOSアプリでは、協力なパスワードを自動作成、保存でき、Apple製品で共有して利用できる。さらに、一度しか利用できない「確認コード(SMSパスコード)」が自動で入力されるので、パスコードを確認して入力する必要がなくなる。

「計測」アプリでiPhoneがメジャー代わりに

iOS 12から新たに搭載された「計測」アプリ。

長さを測りたいものをカメラにかざすと、縦横を計測したり、四角形の物体の大きさを自動的に検知したりできる。

シャッターボタンを押せば、計測したデータが入った状態の画像を保存できるので、日常生活で役に立つこと間違いなし。

Siri用のショートカットを作成してよく使う機能をすばやく呼び出す

iOS 12でさらに強化されたSiriには、iPhoneでよく使う操作を「ショートカット」として保存し、Siriに頼むだけですばやく実行できる機能が追加された。

例えば、Siriに「今から帰る」と話しかけるだけで「マップ」アプリで自宅までの経路を表示し、帰りに聴くプレイリストを流し、自宅のエアコンを遠隔操作でオンにするといったこともできるのだ。

App Storeで入手する「ショートカット」アプリで設定できる。

まったく新しいタイプのアニ文字「ミー文字」が登場

カメラに顔を向けると自分の表情とキャラクターの表情が連動する「アニ文字」。

「ミー文字」アニ文字がパワーアップしたもので、顔の形からヘアスタイル、帽子やメガネなど、カスタマイズのオプションを選べる。

個性や気分にあったミー文字でもっとコミュニケーションを楽しもう。

「グループ通知」で必要な通知がより見やすく

iOS12では、アプリごとに通知をまとめて表示(=グループ化)したり、特定の通知を通知センターに送ったりできる。

また、通知センターから通知の管理画面開けるので、通知を受け取ったタイミングで設定を変更できる。

sらに、重要な通知はおやすみモード中でも受け取れるので、大切な通知を見逃すことなくなるだろう。

バッテリー使用状況がより詳しく、わかりやすく

バッテリーの情報は「設定」アプリの「バッテリー」で確認できる。

iOS 12でより詳しい情報が確認できるよにあり、過去24時間かたは過去10日間の使用状況がグラフで確認できる。

グラフをタップすれば、その期間中のアプリの使用状況が確認できるので、極端に使用量が大きいアプリの特定に役立つ。

最大32人と同時通話が可能!「FaceTime」のグループ通話

iPhoneやiPad、Macを使っている人同士なら、通話料無料でビデオ通話できる「Face Time」。

おなじみのアプリが進化し、最大32人とグループ通話を始めたり、通話中に参加者を追加したりできる。

ビジネスやプライベートで活用しよう。

なお、グループ通話の機能は、iOS 12のアップデートで提供予定になっている。

「株価」アプリのデザインが一新!より詳しく市場の動きをチェック

リアルタイムに株価の動きを確認できる「株価」アプリは、デザインが新しくなろ、銘柄ごとにグラフと数値が表示されるようになった。

一目で株価がわかり、タップすれば詳細も確認できる。

さらに、アプリ内で関連するビジネスニュースも配信されるので、市場の動きをチェックするのに役立てよう。

舌とウインクも検出!アニ文字がさらに表情豊かに

iPhone Xから搭載された「アニ文字」。iOS 12ではアニ文字がパワーアップし、舌を出したり、ウインクするのを認識できるようになった。

さらに、ティラノサウルス、ゴースト、コアラ、タイガーの4つのキャラクターが新登場。

最大30秒録画できるので、アニ文字によるコミュニケーションをより楽しめる。

「写真」アプリの検索機能がパワーアップ

「写真」アプリには「検索」タブが追加され、検索機能が強化された。

写真に写っているものをキーワードで検索したり、人や撮影場所で検索したりできる。

また、自動的に「花」や「動物」などのカテゴリーごとに分類される機能もあるので、写真がより見つけやすくなった。

2つの顔が登録できるFace IDでよりスムーズに認証

Face ID(顔認証)は、認証の回数を重ねることで容貌を継続的に学習して精度を高める仕組みのため、思うように認証されないことも。

iOS11のFace IDは1つの顔しか登録することができなかったが、iOS 12では2つの顔が登録可能になった。

例えば、髭のあり/なしや、化粧をしている/していないときを登録しておくといったことができる。

Face IDの学習効果の向上と合わせて、「本人なのに認証されない」といった悩みが解消されるのだろう。

新しくなった「ブック」アプリで読書が一段と楽しめる

従来のiOSで「iBook」として提供されていた読書アプリが、「ブック」に名前が変わり、パワーアップ。

すっきりしたい見やすいデザインになり、読書中の本を開くのも、新しい本を読み始めるのも、ブックストアで新しい本を選ぶのも簡単。

ブックストアでは、無料本も多数配信されているので、まずは無料本から読んでみよう。